知らないと恥をかく!葬儀の大切な知識

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葬儀の後に納骨という当たり前のことが出来ないご婦人の話です。

ある近所のお年寄りが亡くなりました。彼女は70代の後半で亡くなったご主人は80歳でした。特別に病院に入って長患いをしていたわけではなく、心不全ということで本当に眠っているあいだに亡くなったようです。というお話はお通夜の時にこの奥様から伺った話です。朝5時くらいに起きて新聞をとってくるご主人が起きてこないのでどうしたのかと思って声をかけてみると息をしていなかったそうです。それから奥様は長いことご主人のお布団のそばに座っていました。本当だったら親族に連絡したり葬儀場に手続きに行ったりしなければいけないことは十分わかっていたけれど、それがどうしても出来なかったのだそうです。このご夫婦は結婚してから60年、お子様はなくずっとご夫婦二人で暮らしてこられたのです。その寂しさはどれほどのものだったでしょう。まだ季節も3月で肌寒いこともあり数日このままご主人の布団の傍らに座っていようかと思うくらいだったそうです。

しかしさすがにそれでは亡くなったご主人に悪いと思ってやっとお葬式をだそうと町内会に連絡をしたのが翌日です。そしてお通夜、葬儀といいう段取りが整ったというわけだったのです。無事告別式がおわりご主人は小さな壺の中にお骨となって収まりました。しかしこの奥様は納骨をする気にはどうしてもなれないと話されていました。49日のときには納骨をしなければと親族の人にその地方の習慣を教えてもらったのだそうですがそれでもご主人には生前と同じようにお膳を据えて毎日側にいてもらいたいというそのお話を聞いて、涙を流さない人はいませんでした。

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